Sep 04, 2009

温泉に便利な名古屋のホテル

名古屋のホテルで便利だったのは、痛い名古屋錦。最上階に大浴場(といっても温泉旅館に比べると非常に小さい)が温泉を楽しむことができます。さらに露天風呂もある。名古屋城などの観光スポットにも近く、市内の繁華街に近いので、遊びに行くのにも便利です。価格も比較的安いので、名古屋のホテルの中ではお得感が使いやすいホテルだと思う。
ホテルのご予約、仕事などで日程が決まっている場合、早くするには越したことはない。しかし、自由な旅行をしているときは、そのタイミングに苦労する。早く決定し、行動が制限されてしまって、遅すぎると、食事の準備ができてたりする。しかし、旅先で面白そうな宿を見つけ、遅くなったことでキャンセルの空き領域を良好な状態で使用できるため、ホテル予約は苦労だが、面白味もある。
 少しずつだが、春めいてきただろうか。日本経済がなかなか回復せず、閉そく感が漂っているといわれる。新しいことにチャレンジすることをためらう人がいるが、こういう時代だからこそ、壮大なロマンや奇想天外な考え方をする必要があるのではないかと思う。今回はそのことについて触れたい。

<事例>
あるOA機器販売会社のG課長は、部下の提案に対して何かにつけて文句をいう傾向がある。あるとき、部下のQさんが相談にきた。

「先日わたしが懇意にしている○○会社の人が取引先に不満を持っていると聞きました。我々が入り込むいいチャンスだと思うので、提案しに行こうと思いますが、どう思いますか?」

「いや、あの会社は保守的だから、我々の入る余地はないだろう。やめたほうがいい」

「でも、絶好の機会だと思うのです」

「うまくいかなくてこじれたら、大変なことになる。やめておこう」

「でも……」

別の日、部下のZ君が相談にきた。

「○○の商品がはやりそうだという話を、ある勉強会で聞きました。弊社でも検討してみる価値はあると思うのですが、どうですか?」

「本当にそれははやるのか。今は景気が良くないし、あまり新しいことをやる時期でもないだろう。見合わせたほうがいい」

「でも……」

QさんもZ君も落胆して、席に戻っていった。

●リスクを取りたがらない

 日本の経済が停滞する中で、リスクを取りたくない、新しいことにチャレンジしたくないという人が多いと聞く。わたしは多くの管理職の方々に接する機会があるが、彼らを見ると、「きちんとやる」ということにはとても長けているのだが、何かに挑戦しようという気持ちが足りない傾向がある。何かをやって失敗したらいやだ、責任を取りたくないということもあるのだろうと思う。自分の職務については真面目に頑張っているのだが、突き抜けるような発想ができない人が多い。良い係長、良い課長、良い部長でいようとするのだが、実際には係長、課長、部長に求められていることはそれぞれ異なるはずである。それに気づかずにまずは「きちんとやる」ということに注力してしまう。

 自分を振り返って、次のような言動をしていないだろうか。

・「〜すべきだ」
・「昔はこうだった」
・「僕には理解できない」
・「そういうやり方はみんなが反対している」
・相手を決めつける顔つきをする、雰囲気を出す

 当てはまると思う節があるだろうか。

 「〜すべきだ」「昔はこうだった」ということを発言した時点で、思考はそこで停止し、前に進むことができない。そして「僕には理解できない」「そういうやり方はみんなが反対している」という発言は、相手に対してまったく理解を示さず「だめだ」と烙印を押すことになる。また、言葉だけではなく、相手を決めつける顔つきや雰囲気を出すことで、部下のやる気をまったくそいでしまっているのである。

●閉そく感を打ち破るには

 閉そく感を打破する思考を持つにはどうすればいいのだろうか。

 第1に、「〜しよう」という発言を増やすように心がけることである。すべてに対して「〜しよう」というのはなかなか難しいが、少しでも可能性があるのであれば、「やってみる」ことを推奨してほしい。仮にそのままではむずかしい場合は、どんなことをすればできるのか、いっしょに考えてほしい。何かにつけて「ダメだ」と言っていると、部下はやる気をなくし、提案をしても無駄だと思うようになる。

 第2に、休憩することである。閉そく感の原因の1つに、みんなが「疲れている」ということがあると考えている。疲れていては、いい発想もできないし、新しいアイデアも浮かんでこない。睡眠はすべての源である。日本人の平均睡眠時間は7時間で、これは世界の国々と比較してもかなり低い部類に入るという。常に睡眠不足の状態ではパフォーマンスは上がるはずがない。もし環境が許すならば、昼寝をしてもよいだろう。昼寝をすることで、30%能率が上がるというデータがあるそうだ。また、昼寝のうたたねや眠りに入るときに、シータ波が発生し、この波長は、人間のインスピレーションやひらめきを促進する効果があるといわれている。寝ている間に、いろいろなアイデアが生まれたりするのである。

 第3に、普段とは違うことをしてみることをお勧めしたい。ずっと机に座っている人ならば少し外に出てみる、いつもは食べないようなものを食べてみるなど。また、通勤経路を変えてみるのもいいだろう。満員電車に揺られ、毎日通勤するということはわたしたちの生活に大きなストレスに与えている。それを少し変えてみるだけで、気分転換にもなるし、新しい発見ができたりする。1つ前の駅で降りて歩いてみるということもいいかもしれない。いつもとは違う町並みを見ることで、新しい発想が生まれたり、新しい発見が得られたりする。

●ホワイトボードを活用する

 最後に、閉そく感の漂う社内を変える場合に、有効な方法についてお話ししたい。

 最近社内でアイデアを話し合ったりしているだろうか。部署の人たちがどんな思いで仕事に取り組んでいるのか、どんなお客さんと接しているのか、どんな職場にしたいと考えているのか。それらについて改めて話し合ってほしい。

 推奨するのは、ホワイトボードを活用すること。時間だけ決めて集まり、みんなで自由に話し合う。そして、話したことやアイデアをホワイトボードに書き出していく。

 ポイントは事前に準備せず、その場で議題を知らせて話すということである。事前に議題を知らせたり、紙に書いてもらうと、いろいろと考えてしまい、従来の考えなどに縛られてしまう。そうではなく、その場で思いついたことを勝手に発言するのである。

 ホワイトボードに書き出し、可視化することで、それぞれの思いが分かるとともに、部門としてどんな課題があるのか、取り組むべきことは何なのか、何を最優先でやるべきかが見えてくるはずである。また、思いもかけないアイデアが生まれたりもする。最近は書いたものをそのままプリントアウトするホワイトボードもあるので、それがある職場ではぜひ活用してほしい。

 話が少しそれるが、先日サッカーのAFCアジアカップでザッケローニ監督率いる日本代表チームが、優勝を果たした。これまでは、相手に先に点を入れられるとなかなか逆転できなかったが、今回のチームは違った。準決勝では、途中で1人退場になり、とても厳しい状況になったが、それをはねのけ、勝利を手にした。失敗を恐れずに立ち向かっていったことで、一皮むけ、強いチームに育っていった。

 閉そく感のある時代だからこそ、だめだと決めつけずに、奇想天外な発想、壮大なロマンを持って取り組んでほしい。そして成果の残せる組織になると信じている。【細川馨(ビジネスコーチ)】

(ITmedia エグゼクティブ)
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